産後1か月になれば誰でも骨盤矯正できる?【第3回】安全に始めるために知っておきたいこと!

千葉県松戸市古ヶ崎にある
「ママにも優しい整骨院」
小竹整骨院です!
これまで第1回・第2回では、小竹整骨院が産後骨盤矯正を原則として「産後1か月健診後」からご案内している理由についてお話ししてきました。
第3回では、
「では、1か月になったら誰でもすぐ受けられるの?」
という疑問について詳しく説明します。
結論は、産後1か月はあくまで一つの目安であり、その方のお身体の回復状態によって判断します。
出産は一人ひとり違います。
自然分娩だった方、帝王切開だった方、出産後の経過が順調だった方、体調が戻るまで少し時間が必要な方など、それぞれ状況が異なります。
そのため、「産後30日経過したので今日から大丈夫」と機械的に判断することはできません。
なぜ「1か月健診後」を一つの基準にするのか
小竹整骨院が産後1か月を目安としている最大の理由は、産後1か月頃に産婦健診という重要な確認の機会があるからです。
厚生労働省では、産後2週間や産後1か月などに行う産婦健康診査について、母体の身体的機能の回復や授乳状況などを把握するためのものとしています。
つまり1か月健診は、
「もう何をしても大丈夫です」
という許可証ではありません。
産後の身体がどのように回復しているのかを、医療機関で確認する重要なタイミングです。
小竹整骨院では、この医療的な確認を受けた後に、整骨院でのお身体のケアを開始する流れを基本としています。
1か月経っていても、医療機関を優先する場合があります
産後骨盤矯正を希望されていても、身体の状態によっては施術を急がない方がよい場合があります。
例えば、
・出血が多い、あるいは一度減った出血が再び増えてきた
・強い腹痛がある
・発熱がある
・息苦しさがある
・脚に強い腫れや痛みがある
・帝王切開の傷が赤い、腫れている、強く痛む
・傷から分泌物が出る
・急激に体調が悪化している
などの場合には、整骨院で骨盤矯正を受けることよりも医療機関への相談を優先すべきです。
例えばNHSでは、帝王切開後に強い痛み、激しい出血、創部の発赤・腫脹・排膿、息苦しさ、下肢の腫れや痛みなどがある場合には、医療機関へ連絡するよう案内しています。
こうした症状は「骨盤のゆがみ」として施術するものではありません。
産後だからこそ、整骨院で対応する範囲と医療機関で確認すべき範囲を分けることが重要です。
帝王切開の場合は開始時期を一律に決めません
「帝王切開だった場合は何か月からできますか?」
というご質問もよくあります。
これについて「必ず産後○か月」と一律に決められる医学的基準は確認できません。
ACOGでは、帝王切開後には腹部が回復するまで数週間を要し、回復中は活動を制限し、強い運動を始めるまで身体を回復させる必要があると説明しています。
また、産後の運動について、帝王切開や出産時の合併症があった場合には、いつ再開してよいか産婦人科医へ確認することを推奨しています。
NHSでも、帝王切開後に運動などへ戻れるまで約6週間かかる場合があるとしています。
そのため小竹整骨院では、帝王切開後については、
「1か月だから大丈夫」
ではなく、
・1か月健診の結果
・傷の回復状態
・現在の痛み
・主治医からの指示
などを確認して施術開始を判断します。
必要な場合には、先に主治医へ確認していただきます。
「骨盤矯正は産後6か月まで」という期限も医学的に確立していません
産後骨盤矯正について調べると、
「産後2か月から6か月がゴールデンタイム」
「6か月を過ぎると骨盤が戻らない」
といった情報を見かけることがあります。
しかし、「産後6か月を過ぎると骨盤矯正の効果がなくなる」という医学的に確立された期限は確認できません。
また、リラキシンというホルモンと骨盤帯痛との関連についても、システマティックレビューでは関連性を示すエビデンスは限定的です。
したがって小竹整骨院では、
「今やらないと骨盤が一生戻らない」
「○か月以内に来ないと手遅れ」
といった説明はしていません。
産後1か月を過ぎてから数か月経っている方でも、その時点で身体のお悩みがあれば、まず現在の状態を確認することが大切です。
産後の身体の回復は一人ひとり違います
産後の生活環境にも大きな個人差があります。
一人目のお子さんを出産した方と、上のお子さんがいる方では育児環境が違います。
家族のサポートが十分にある方もいれば、日中ほぼ一人で赤ちゃんのお世話をしている方もいます。
睡眠時間、抱っこの時間、授乳方法、家事の量、仕事復帰の時期なども異なります。
そのため、
「産後2か月だからこの状態」
「産後3か月だからこれくらい回復している」
とは一概には言えません。
同じ産後2か月でも、身体の状態はまったく違います。
小竹整骨院では、産後何か月かという数字だけでなく、今どのような生活をしていて、どこに負担がかかっているのかを見ることを大切にしています。
骨盤帯痛が長く続く方もいます
妊娠中から骨盤周囲に痛みがあり、産後も症状が残る方もいます。
産後骨盤帯痛に関する研究では、妊娠中の痛みの程度や身体機能などが産後の症状持続と関連する可能性が報告されています。
一方で、どの方が長引くのかを完全に予測できるわけではありません。
システマティックレビューでも、産後骨盤帯痛の予後因子に関するエビデンスの質には限界があるとされています。
つまり、
「骨盤矯正さえ早く受ければ絶対に痛みが残らない」
と断言できる科学的根拠もありません。
だからこそ必要なのは、期限をあおることではなく、現在の症状や身体機能を一人ひとり確認することです。
産後の運動も「少しずつ」が基本です
ACOGでは、産後の運動について、医学的に安全になった段階から出産方法や合併症の有無などを考慮しながら徐々に再開することを推奨しています。
また、正常な経腟分娩で経過が良好であれば、本人ができると感じる段階から歩行などの軽い運動を始められるとしています。
NHSも、問題のない出産であれば歩行、軽いストレッチ、骨盤底筋運動などから始め、負荷の高い運動については産後健診で相談することを勧めています。
ここから分かるのは、産後の身体づくりは「ある日突然元の運動量へ戻す」のではなく、体調を見ながら少しずつ進めるという考え方です。
小竹整骨院の産後骨盤矯正も同じ考え方です。
初回から必要以上に強い刺激を加えるのではなく、その日の身体の状態を確認しながら対応します。
小竹整骨院が大切にしている順番
小竹整骨院では、産後の方に対して次の順番を大切にしています。
①まず出産直後は身体を休める
出産後は身体の回復が最優先です。
②産後1か月健診を受ける
母体の回復状況を医療機関で確認します。
③健診で問題がなければ身体のケアを検討する
腰、骨盤周辺、肩、背中、姿勢、育児動作など現在のお悩みを確認します。
④必要な施術を少しずつ行う
「産後だから同じ施術」ではなく、一人ひとりに合わせて対応します。
この順番です。
「1か月から」というのは、安心してスタートするための目安です
産後骨盤矯正について最もお伝えしたいのは、
「早く始めなければならない」と焦らなくて大丈夫
ということです。
産後1か月という数字そのものに、特別な「骨盤矯正の期限」があるわけではありません。
小竹整骨院が1か月健診後を目安としているのは、
「骨盤が戻りやすいから」
ではなく、
出産後の母体の回復状態を確認してから、安全性を優先して身体のケアを始めるためです。
自然分娩でも帝王切開でも、産後の経過は一人ひとり異なります。
1か月健診で問題がなく、身体の状態が安定していれば、その方に合わせた産後の身体ケアを始めていきましょう。
松戸市の小竹整骨院では、産後骨盤矯正だけでなく、抱っこによる腰の負担、肩こり、背中のつらさ、姿勢のお悩みなども含めて身体の状態を確認しています。
「産後1か月を過ぎたけれど受けていいのか分からない」
「帝王切開だったのでいつから大丈夫なのか知りたい」
「産後数か月経っているけれど今からでも相談できる?」
といった方も、お気軽にご相談ください。
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ママにも優しい整骨院
《小竹整骨院》
千葉県松戸市古ヶ崎88 水神ビル107
TEL047-718-5776
HP https://kotakeseikotsuin.net/
*毎週水曜日全日休院
*土日・祝日も休まず受け付けいたします!
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