「産後骨盤矯正=骨盤だけ」ではありません【第2回】産後1か月から身体全体を確認する理由!

千葉県松戸市古ヶ崎にある

「ママにも優しい整骨院」

小竹整骨院です!

前回の記事では、小竹整骨院が産後骨盤矯正を原則として「産後1か月健診後」からご案内している理由についてお伝えしました。

今回はもう一歩踏み込んで、産後のお身体をなぜ骨盤だけで考えない方がよいのかについて解説します。

産後骨盤矯正という名前から、

「骨盤が開いているから閉める」

「骨盤がずれたから元の位置へ戻す」

というイメージを持たれることがあります。

しかし、妊娠・出産後の身体の変化は、それほど単純ではありません。

小竹整骨院では、産後の方を見る際に「骨盤」だけではなく、姿勢、腰や背中、腹部周辺の働き、股関節の動き、そして毎日の育児動作まで含めて身体を確認することを大切にしています。

妊娠中から身体の使い方は大きく変化しています

産後の身体を考えるには、出産した日だけではなく、妊娠中から考える必要があります。

妊娠が進むにつれてお腹が大きくなれば、身体の重心や姿勢は変化します。

立っている時、歩いている時、座っている時、寝返りをする時など、日常のさまざまな場面で身体の使い方が妊娠前とは変わっていきます。

そして出産を迎えた後、お腹の大きさは大きく変化します。

しかし身体の使い方が、出産した瞬間に妊娠前と同じ状態へ戻るわけではありません。

さらに産後には、赤ちゃんのお世話という新しい動作が加わります。

この一連の変化を考えると、産後の身体を「骨盤の位置だけ」の問題として考えるよりも、身体全体の使い方を見る方が実際の生活に即しています。

産後には「抱っこ」という大きな負担が加わります

産後のお身体にとって特徴的なのが、抱っこです。

数キロの赤ちゃんを毎日何度も抱き上げ、長時間支えることになります。

しかも赤ちゃんの体重は少しずつ増えていきます。

抱っこする時には、

・片側の腕ばかり使う
・片方の骨盤に赤ちゃんを乗せる
・腰を反らせて支える
・猫背になって赤ちゃんをのぞき込む

といった姿勢になりやすい場合があります。

一度だけなら大きな問題にならなくても、それを毎日繰り返すことで身体への負担が積み重なることがあります。

このような場合、「骨盤を一度整えれば終わり」ではなく、日常生活でどのように身体を使っているかまで確認することが重要になります。

授乳姿勢も首・肩・背中・腰へ影響します

授乳も産後特有の身体の使い方です。

赤ちゃんの顔を見ながら授乳していると、長時間下を向いた姿勢になることがあります。

背中が丸くなったり、片側へ身体を傾けたりすることもあります。

さらに夜間の授乳が続けば睡眠不足も重なります。

そのため、

「出産後から肩こりが強くなった」

「肩甲骨の間がつらい」

「抱っこすると腰が痛い」

という相談につながることがあります。

こうした症状に対して、骨盤だけを施術して十分とは限りません。

小竹整骨院では、その方が実際にどのような場面で負担を感じるのかを確認しながら施術内容を考えます。

産後の骨盤周辺の痛みは実際に研究されています

妊娠中や産後に、腰や骨盤周辺の痛みを経験する方がいることは医学的にも知られています。

産後骨盤帯痛についての文献レビューでは、妊娠中の痛みや身体機能などが、産後も痛みが続くことと関連する要因として検討されています。

また、妊娠関連骨盤帯痛についてのシステマティックレビューでは、産後にも症状が継続する方が一定数いることが報告されていますが、予後を予測する因子についてのエビデンスの質は低~非常に低いと評価されています。

ここで重要なのは、「産後は全員骨盤がゆがんでいる」ということではありません。

痛みや身体の負担には個人差があり、妊娠前の腰痛歴、妊娠中の状態、出産方法、現在の育児生活などさまざまな要因が関係します。

そのため、一人ひとり身体を確認する必要があります。

「リラキシンがあるから骨盤がグラグラ」は単純化しすぎです

産後骨盤矯正の説明で、

「リラキシンというホルモンで靱帯が緩んでいる」

「だから産後○か月以内なら骨盤が簡単に動く」

といった説明がされることがあります。

しかし、ここも慎重に考える必要があります。

リラキシンと妊娠関連骨盤帯痛の関係を調べたシステマティックレビューでは、質の高い研究の多くで明確な関連が認められず、全体としてエビデンスは限定的と評価されています。

そのため当院では、「リラキシンがあるから今なら骨盤が戻りやすい」といった説明を施術の根拠にはしていません。

産後のお身体は、もっと多くの要素を含めて考える必要があるからです。

だからこそ産後1か月健診後から状態を確認します

小竹整骨院では、産後すぐに骨盤矯正を始めるのではなく、原則として1か月健診後からとしています。

厚生労働省では、産後2週間・1か月などに産婦健診を行い、母体の身体的機能の回復状況などを確認することを示しています。

この時期を一つの区切りとして、

「出産後の経過に問題はないか」

「現在どこにつらさがあるか」

「日常生活のどの動作で負担がかかっているか」

を確認してから施術を始めるという考え方です。

軽い運動と施術は同じものではありません

なお、産後1か月より前はまったく身体を動かしてはいけない、という意味ではありません。

ACOGは、正常な妊娠経過と経腟分娩で合併症がない場合、体調に応じて出産後数日から軽い運動を始められる場合があるとしています。

NHSも、問題のない出産後であれば、歩行、軽いストレッチ、骨盤底筋運動などは体調に応じて早期から始められると案内しています。一方、負荷の高い運動については産後健診などで相談することを勧めています。

つまり、

「日常生活で少しずつ身体を動かすこと」

「整骨院で産後骨盤矯正を受けること」

は分けて考える必要があります。

小竹整骨院が産後1か月健診後を開始目安としているのは、「それ以前は身体を一切動かしてはいけない」という意味ではなく、安全面を考えて当院での施術開始時期を設定しているためです。

産後骨盤矯正で確認したいのは「今困っていること」

産後骨盤矯正を受ける目的は人によって違います。

例えば、

「妊娠前から腰痛があった」

「産後から腰のつらさが出た」

「抱っこの時に腰が気になる」

「肩や背中までつらい」

「姿勢が変わったように感じる」

「育児をしていると身体全体が疲れる」

などがあります。

小竹整骨院では、こうした現在のお悩みを確認したうえで施術を考えます。

「産後だから全員同じ骨盤矯正をする」という考え方ではありません。

産後の身体は少しずつ整えていく

産後の身体づくりに、必要以上に焦る必要はありません。

出産後すぐに「何かしなければ」と考えるより、

まず身体を休ませる。

1か月健診を受ける。

問題がなければ、今の身体の状態を確認する。

そして必要なケアを少しずつ始める。

この順番を小竹整骨院では大切にしています。

産後1か月は「骨盤矯正をしなければ手遅れになる時期」ではありません。

身体の回復を確認し、これからの育児生活を少しでも楽に過ごせる身体づくりを始める一つの時期と考えてください。

松戸市で産後骨盤矯正をご検討の方、産後の腰・肩・背中の負担、抱っこ疲れなどでお悩みの方は、小竹整骨院へご相談ください。

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ママにも優しい整骨院

《小竹整骨院》

千葉県松戸市古ヶ崎88 水神ビル107

TEL047-718-5776

HP  https://kotakeseikotsuin.net/

*毎週水曜日全日休院

*土日・祝日も休まず受け付けいたします!

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