もしぎっくり腰になったら?発症後の対応と繰り返さないために考えたいこと🤔

千葉県松戸市古ヶ崎にある

「ママにも優しい整骨院」

小竹整骨院です!

「朝起きたら腰が痛くて身体を起こせない」

「床の荷物を持ち上げた瞬間、腰に激痛が走った」

「身体をひねったら急に腰が伸びなくなった」

いわゆる「ぎっくり腰」は突然起こるため、経験したことがある方の中には、

「またいつ起こるか怖い」

と感じている方もいらっしゃると思います。

第1回では季節の変わり目と腰痛について、第2回では日常生活でできる対策についてご紹介しました。

第3回では、

・もしぎっくり腰になったらどうするのか
・安静にした方がよいのか
・どのような場合に医療機関を受診すべきか
・再発対策をどう考えるのか

についてお話しします。

まず知っておきたい「ぎっくり腰=一つの病気」ではありません

日本整形外科学会によると、「ぎっくり腰」は病名や診断名ではありません。

急に起きた強い腰痛を指す一般的な名称です。

痛みが起きる状況もさまざまです。

例えば、

・重い物を持つ
・腰をひねる
・身体を起こす
・中腰になる

といった動作で起こることがあります。

一方、朝起きた時や、特に明確な原因となる動作がない場合にも起こることがあります。

つまり、

「何をして痛めたか分からないからおかしい」

とは限りません。

なぜこんなに痛いの?

腰には、

・背骨
・椎間板
・関節
・筋肉
・腱
・靱帯
・神経

など、さまざまな組織があります。

日本整形外科学会では、ぎっくり腰の原因として、腰の関節や椎間板に負担が加わった状態、筋肉・腱・靱帯などの損傷などが考えられると説明しています。

ただし、実際にはどの組織が痛みの原因なのか明確に特定できない場合も少なくありません。

WHOでも、腰痛のおよそ90%は「非特異的腰痛」とされ、特定の疾患や一つの構造的原因だけで痛みを説明できないケースが大部分を占めるとしています。

ですから、

「ここがズレたから痛い」

「この筋肉だけが原因」

などと、一つだけの原因に決めつけないことが大切です。

ぎっくり腰になった直後はどうする?

まず、強い痛みがある時に無理やり身体を動かす必要はありません。

痛みが強い場合は、

・どの姿勢なら楽なのか
・立てるのか
・歩けるのか
・脚に症状がないか

などを確認しましょう。

ただし、

「ぎっくり腰=何日間も寝たままにする」

という考え方も現在では勧められていません。

日本脊椎脊髄病学会では、急性腰痛において腰痛が完全になくなるまで安静を保つ必要はなく、可能な範囲で日常生活を維持する方がよいと説明しています。

WHOも、腰痛のセルフケアとして身体活動を維持することを挙げています。

つまり、

「無理に動く」

のでも、

「ずっと寝ている」

のでもありません。

その時できる範囲で身体を動かす

という考え方が大切です。

「痛くてもストレッチ」は必要?

腰が痛くなると、

「伸ばした方が早く治るのでは?」

と思い、強くストレッチをしてしまう方がいます。

しかし、痛みが強い時に無理やり身体を伸ばしたり、ひねったりする必要はありません。

運動やストレッチは身体の状態に合わせる必要があります。

「腰に良い体操」として紹介されているものでも、すべての方に同じように適しているわけではありません。

まずは痛みの程度や身体の動きを確認し、その時できる範囲から始めることが大切です。

こんな症状がある時は「普通のぎっくり腰」と自己判断しない

急な腰痛の中には、医療機関での診断が必要なものが含まれることがあります。

日本整形外科学会では、腰痛に加えて、

・安静にしていても痛みが軽くならない
・痛みが徐々に悪化する
・発熱を伴う
・脚のしびれがある
・脚に力が入りにくい
・尿漏れなど排尿に関係する異常がある

場合には、放置せず速やかに整形外科を受診するよう勧めています。

また、日本整形外科学会は、ぎっくり腰と思われる症状の中にも、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、骨折、感染症などが隠れている場合があると説明しています。

普段と違う強い症状がある場合には、無理に自己判断せず医療機関を受診してください。

痛みが軽くなってきたら何をする?

痛みが落ち着いてくると、

「もう治った!」

と思い、いきなり普段通りの生活に戻る方もいます。

しかし、数日動かなかった後に突然、

・重い荷物を持つ
・スポーツをする
・長時間庭仕事をする
・長距離を歩く

などをすると、身体にとって負荷が大きくなる可能性があります。

痛みの状態を確認しながら、少しずつ活動量を戻していきましょう。

例えば、

最初は短時間歩く。

問題なければ少し時間を延ばす。

次に軽い運動を始める。

というように段階を踏みます。

「昨日できなかったことが今日は少しできる」

という変化も、一つの目安になります。

「再発しない身体」を一つの方法だけで考えない

ぎっくり腰を経験すると、

「二度とならないためには、何をすればいいですか?」

と聞かれることがあります。

しかし、これを一つの運動や一つの姿勢だけで解決しようとするのは現実的ではありません。

腰痛には多くの要因が関係します。

WHOは、腰痛対策として、

・身体活動
・筋力や身体機能を改善する運動
・良好な睡眠
・健康的な体重
・禁煙
・仕事環境の調整

など、生活全体を含めた対策を挙げています。

つまり大切なのは、

「腰だけを治す」という考え方ではなく、身体をどう使い、どう生活するかまで考えることです。

一度ぎっくり腰を経験した方に確認してほしいこと

次の項目を一度振り返ってみてください。

□普段ほとんど運動していない

急に身体を動かすのではなく、ウォーキングなど無理なく継続できる運動から始めてみましょう。

□仕事で長時間座っている

可能な範囲で定期的に姿勢を変え、立ったり歩いたりする時間を作りましょう。

□仕事で中腰が多い

腰だけを曲げ続けず、膝や股関節も使えるか確認しましょう。

□荷物を身体から離して持つことが多い

荷物を身体に近づけるだけでも、身体の使い方は変わります。

□休日にまとめて運動や作業をする

普段運動していない状態から突然数時間身体を動かすのではなく、少しずつ活動量を増やしてみましょう。

□以前から何度も腰痛を繰り返している

「いつも同じだから」と決めつけず、一度身体の状態を確認することも大切です。

9月から秋は身体を動かしやすい季節

2026年に発表された36,854件の腰痛を調査した研究では、腰痛症例は7月と10月に多くなる季節性がみられました。

ただし、気温・湿度・気圧など気象条件との直接的な関連は弱く、季節による人の活動パターンなどが関係している可能性が考えられています。

だからこそ、

「秋になると寒くなるから腰痛が増える」

ではなく、

「身体を動かす量や生活が変化する時だから、身体の使い方に気をつけよう」

と考えていただくのがよいと思います。

痛くなる前から身体を見直しましょう

ぎっくり腰は突然起こることがあります。

しかし、

「ぎっくり腰になってから身体を考える」

だけでなく、普段から、

・身体を動かす
・同じ姿勢を長時間続けない
・重い物の持ち方を見直す
・睡眠を確保する
・自分の身体の変化に気づく

ことも大切です。

小竹整骨院では、腰の痛みだけを見るのではなく、

立つ、座る、歩く、前にかがむなど、身体全体の動きを確認しながら、一人ひとりの状態に合わせた施術・身体のケアを行っています。

「まだ痛くないから大丈夫」

という方も、

「以前ぎっくり腰を経験して、また起こらないか心配」

という方も、

この9月をきっかけに、一度普段の身体の使い方を振り返ってみてください。

夏から秋へ。

身体を動かしやすくなる季節を、腰の不安なく元気に過ごしていきましょう。

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ママにも優しい整骨院

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