腰痛分離症の病院での検査、治し方のお話。

松戸市古ヶ崎にある整骨院。

小竹整骨院です!

本日は病院での検査法や経過観察の仕方等のお話です!

4. 病院ではどんな検査をするの?

腰に違和感を覚えたら、まずは「整形外科(せいけいげか)」を受診します。接骨院や整骨院、整体に行く前に、必ずレントゲンやMRIなどの設備が整った病院で医師の診察を受けることが鉄則です。

病院では、以下のようなステップで検査が行われます。

① 問診と触診(お医者さんのお話とチェック)

いつから痛いのか、どんなスポーツをしているのかを聞かれます。また、お医者さんが君の腰を触ったり、体を後ろにそらせたりして、どこが痛むのかを確認します。

② レントゲン検査

まずは骨全体の様子を見るためにレントゲンを撮ります。骨が完全に折れて時間が経っている場合は、レントゲンでもハッキリとひび(亀裂)が写ります。

しかし、「ひびが入り始めたばかりの初期の段階」では、レントゲンにはまったく異常が写らない(綺麗に見える)ことがよくあります。ここで「骨には異常ないから大丈夫、筋肉の痛みだね」と見過ごされてしまうケースが非常に多いので注意が必要です。

③ MRI検査・CT検査(ここが一番大事!)

レントゲンで分からなくても、痛みが続いている場合は「MRI検査」をします。

MRIを撮ると、骨の内部で炎症が起きて「骨が出血しているような状態(骨髄浮腫=こつついふしゅ)」がクッキリと白く写ります。これによって、レントゲンには写らない超初期の分離症を見つけることができます。

また、「CT検査」を行うこともあります。CTは骨の断面を細かくスライスして見ることができるため、ひびがどのくらい進んでいるのか、骨がくっつく見込みがどのくらいあるのかを正確に判断するために使われます。

5. 分離症の「進行ステージ」によって治療は変わる

腰椎分離症には、ひびの進み具合によって3つのステージ(段階)があります。病院で検査をすると、自分がどのステージにいるのかを教えてもらえます。

ステージ骨の状態骨がくっつく可能性治療のポイント
初期(しょき)骨の表面にうっすらとひびが入り始めた状態。極めて高い(80%〜90%以上)しっかり休めば確実に元通りに治ります。
進行期(しんこうき)ひびがはっきりと深くなり、骨の割れ目が見える状態。まだくっつくチャンスがある(50%前後)専用のコルセットをつけて、数ヶ月じっくり治療します。
終末期(しゅうまつき)骨が完全に折れて離れてしまい、数ヶ月以上が経過して断面が硬くなってしまった状態。骨がくっつく可能性はほぼゼロ骨をくっつける治療ではなく、「痛みをなくして付き合っていく」治療に切り替えます。

「終末期」になったら、もうスポーツはできないの?

「骨がくっつかない」と聞くと、絶望的な気持ちになるかもしれません。でも、安心してください。

終末期になって骨が離れたまま固まってしまっても、周囲の筋肉をしっかり鍛えて、腰を支える力を強くすれば、痛みを完全になくしてプロレベルのスポーツに復帰している選手は山ほどいます。

一番もったいないのは、「初期」や「進行期」の段階にいるのに、無理をして練習を続け、自ら「終末期」へと進行させてしまうことです。初期のうちに見つけて正しく休めば、骨はきれいに元通りくっつきます。

6. どうやって治すの?(治療とリハビリ)

もし腰椎分離症だと診断されたら、具体的にどのような生活や治療をしていくことになるのでしょうか。基本的には、お腹を切るような大がかりな手術をすることはめったにありません。自分の体の回復力を引き出す治療(保存療法=ほぞんりょうほう)を行います。

骨をしっかりとくっつけるための、主な3つのアプローチを説明します。

① スポーツ活動の休止(これが一番の薬)

骨にひびが入っている状態で走ったり跳んだりしたら、ひびはどんどん広がってしまいます。お医者さんからGOサインが出るまでは、部活や激しい運動を完全にストップする必要があります。

ステージにもよりますが、初期〜進行期の場合、約2ヶ月から半年の間、運動を休むことになるケースが多いです。

「そんなに休んだらレギュラー落ちちゃうよ……」と焦る気持ちは痛いほど分かります。でも、ここで中途半端に練習に出てしまうと、治療期間が1年、2年と長引いてしまい、結果的に大好きなスポーツをあきらめなければならなくなることだってあるのです。「急がば回れ」です。今は骨を育てる期間だと割り切りましょう。

② 装具療法(専用コルセットの着用)

骨のひびが開かないように、腰の動きをがっちり固める「硬性コルセット」という専用のプラスチック製コルセットを作って装着します。

お風呂に入るとき以外、寝るときも学校にいるときも、基本的には24時間このコルセットをつけて生活します。コルセットを正しくつけることで、腰の骨が動くのを防ぎ、骨がくっつくのを強力にサポートしてくれます。

③ リハビリテーション(休んでいる間にできること)

「運動を休む」といっても、ベッドの上でただ寝ていなければいけないわけではありません。骨がくっつくのを待ちながら、「なぜ自分の腰に負担が集中してしまったのか」を突き止め、体を改造するチャンスです!

理学療法士さんやトレーナーさんの指導のもと、以下のようなリハビリを行います。

太ももの裏(ハムストリングス)とお尻のストレッチ

分離症になる人の多くは、太ももの裏やお尻の筋肉がカチカチに硬いという特徴があります。ここが硬いと、お辞儀をしたり走ったりするときに股関節がうまく動かず、代わりに腰の骨が無理に大きく動かされてしまい、ひびが入る原因になります。お腹や太もも周りを徹底的に柔らかくします。

体幹(たいかん・インナーマッスル)の強化

お腹の深いところにある筋肉(腹横筋や多裂筋など)は、天然のコルセットの役割を果たしています。この体幹を鍛えることで、背骨にかかる衝撃を筋肉が身代わりになって受け止めてくれるようになり、復帰したあとの再発を防ぐことができます。

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《小竹整骨院》

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