なぜ鳴る?関節の「ポキポキ音」の正体と、体に与える本当の影響_?!

「指を曲げるとポキポキと音が鳴る」 「首や肩を回すと、パキッと大きな音がしてすっきりする」

みなさんも日常の中で、自分の体の関節からこのような音が鳴るのを耳にしたことがあるのではないでしょうか。人によっては「音が鳴ると気持ちがいいから」と、毎日のように自分で指を鳴らすのが癖になっているケースも少なくありません。

その一方で、「あまり鳴らしすぎると関節が太くなる」「骨が削れているのではないか」といった噂を耳にして、不安に思ったことがある方もいるはずです。

この記事では、一般の方に向けて、関節がポキポキと鳴る医学的なメカニズム、音が鳴るいくつかの原因、そして「本当に体に悪いのか?」という疑問の答えまで、専門知識がなくてもスッキリわかるように解説します。


1. 音の正体は骨ではない?最も有力な「気泡」の謎

まず多くの方が誤解しがちなのが、「骨と骨がぶつかり合って音が鳴っているのではないか」という点です。もし本当に骨同士が激しくぶつかっているのだとすれば、動かすたびに激痛が走るはずです。

痛みのない「ポキッ」という爽快な音の正体は、実は骨ではなく、関節の中にある「気泡(泡)が弾ける音」というのが、現在の医学界で最も有力な説です。これを専門用語で「キャビテーション現象(空洞現象)」と呼びます。

これだけでは少しイメージしにくいと思いますので、関節の中で何が起きているのか、順を追って見ていきましょう。

関節を包む「カプセル」と「潤滑油」

私たちの体にある動く関節(指、肘、膝、肩など)は、ただ骨と骨が組み合わさっているだけではありません。関節全体は「関節包(かんせつほう)」という頑丈なカプセル(袋)に包まれています。

そしてそのカプセルの中は、「関節液(または滑液:かつえき)」という、無色透明でネバネバした液体で満たされています。この液体は、車でいう「エンジンオイル」のような役割を果たしており、関節が滑らかに動くための潤滑油として、また骨の表面を覆う軟骨に栄養を運ぶ重要な役割を担っています。

圧力が下がることで生まれる「泡」

では、指を引っ張ったり、関節を深く曲げたりしたときに、このカプセルの中で何が起きるのでしょうか。

  1. 空間が広がる: 関節を無理に曲げたり引っ張ったりすると、骨と骨の隙間が強制的に広げられます。
  2. 圧力が急低下する: カプセル(関節包)の容積が急に広がるため、カプセル内部の圧力が一気に下がります。
  3. ガスが気体になる: 水を沸騰させると泡が出るように、また炭酸飲料のキャップを開けるとパチパチと泡が出るように、圧力が下がった関節液の中から、それまで液体に溶け込んでいたガス(二酸化炭素や窒素など)が、一瞬にして「気泡(泡)」となって現れます。
  4. 気泡が弾けて音が鳴る: 生まれた気泡は非常に不安定です。関節がさらに動いて周囲の圧力が変化すると、その気泡が一気に押し潰され、弾けます。この気泡が破裂するときの衝撃波が、皮膚を突き抜けて私たちの耳に「ポキッ」という音として聞こえるのです。

一度指を鳴らすと、その後しばらくの間は続けて鳴らそうとしても鳴りませんよね。これは、一度弾けてバラバラになったガスが、再び関節液の中にしっかりと溶け込むまでに、およそ20分〜30分ほどの時間がかかるためです。

次回は

気泡だけではない?音の鳴る正体?!

について書いていきます!

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