高校生のバドミントン選手に多い「打ち終わりの腰痛」についてその①🏸

千葉県松戸市古ヶ崎にある
「ママにも優しい整骨院」
小竹整骨院です!
バドミントンをしていて、
「スマッシュを打ち終わった時に腰が痛い」
「クリアを奥まで飛ばそうとすると腰が痛む」
「練習の後半になると腰が痛くなる」
という経験はありませんか?
高校生のバドミントン部の選手から腰痛の相談を受ける際、非常に重要なのが「腰のどこが痛いか」だけでなく、「どの動作の、どの瞬間に痛いのか」という点です。
同じ腰痛でも、
・構えた時
・後ろへ下がった時
・ジャンプした時
・ラケットを振り出した時
・インパクトした瞬間
・打ち終わった時
・着地した時
では、身体にかかっている負担が異なります。
特に「ショットの打ち終わり」に痛みが出る場合には、フォロースルーで腰を反る動きやひねる動きが大きくなっていないかを確認する必要があります。
■スマッシュは腕だけで打っているわけではありません
バドミントンのスマッシュを見ると、腕を勢いよく振っているように見えます。
しかし実際には、
足
↓
股関節
↓
骨盤
↓
体幹
↓
肩
↓
肘
↓
前腕
↓
ラケット
というように、身体全体で力を伝える運動です。
研究でも、バドミントンのスマッシュでは下肢と体幹から上肢、ラケットへ効率よくエネルギーを伝えることが重要とされています。身体の連動がうまくいかなければ競技パフォーマンスだけでなく、身体の一部へ負担が集中する可能性があります。
その中でも腰は身体の中心部分に位置します。
そのため、股関節や胸郭など他の部分の動きが不足すると、腰がその動きを補いやすくなります。
■原因① 打ち終わりに腰を反りすぎている
スマッシュやクリアを打つ際には、胸を開いてラケットを後方から前方へ振り出します。
この時、
「もっと強く打ちたい」
「奥までシャトルを飛ばしたい」
という意識が強くなると、身体全体ではなく腰を大きく反らせるフォームになることがあります。
バドミントンのオーバーヘッドショットやジャンプスマッシュでは、腰椎を繰り返し伸展させる動作が生じます。過去の傷害レビューでも、この反復する腰椎伸展が腰部への負担になる可能性が指摘されています。
特に、
インパクト
↓
ラケットが前へ出る
↓
身体が前へ回る
↓
腰だけが反った状態で残る
というフォームになっていると、打ち終わりに腰へ負担が集中しやすくなります。
■原因② 腰だけで身体をひねっている
バドミントンでは体幹の回旋が重要です。
しかし「体幹をひねる」といっても、腰だけをひねればよいわけではありません。
本来は、
股関節
骨盤
胸郭
肩甲帯
などが連動します。
ところが股関節や胸郭の動きが小さくなると、その不足分を腰の回旋で補うことがあります。
その状態でスマッシュを何十回、何百回と繰り返せば、同じ場所へ負担がかかり続けます。
若年アスリートの腰椎分離症についても、腰椎の反復する伸展、とくに回旋が組み合わさる動作は重要な負荷要因とされています。
■原因③ ショット後に身体を急に止めている
ラケットを速く振れば、打った後にはその勢いを減速させる必要があります。
例えば車でも、時速60kmからゆっくり止まるのと急ブレーキで止まるのでは身体にかかる力が違います。
ショットも同じです。
強く振ったラケットを身体全体の動きで自然に減速できれば、力を分散できます。
一方、
「インパクト直後に身体を止める」
「腕だけが前へ振られる」
「腰だけが残っている」
という状態になると、腰部がブレーキのような役割を担ってしまう可能性があります。
■原因④ 股関節や太ももの柔軟性
高校生では身長が急に伸びる時期があります。
成長に伴って筋肉や腱の柔軟性とのバランスが変化し、ハムストリングスや股関節周囲の硬さがみられることもあります。
若年アスリートの腰痛についてのレビューでは、股関節の柔軟性低下、股関節屈筋やハムストリングスの硬さ、腹部・臀部の筋力などが腰痛との関連要因として挙げられています。
だからこそ腰が痛いからといって、腰だけを確認すればよいとは限りません。
■練習後半に痛くなる場合
練習開始直後は痛くないのに、
「2時間くらいすると痛くなる」
「ゲーム練習になると痛い」
「スマッシュを何本も打つと痛む」
という場合もあります。
2026年に公表された若年・思春期バドミントン選手を対象としたスコーピングレビューでは、腰背部の傷害・症状は複数の研究で報告され、長時間または高強度の練習を行う選手で多い傾向が示されています。また、多くはオーバーユース型として分類され、ランジ、ジャンプ、体幹回旋などが関連する競技動作として挙げられています。
そのため、
「そのうち慣れる」
「筋肉痛だから大丈夫」
と繰り返し痛みを我慢するのではなく、一度練習量やフォームも含めて確認することが重要です。
■高校生だからこそ注意したい腰痛があります
高校生のスポーツ腰痛で特に気をつけたいものの一つが「腰椎分離症」です。
腰椎分離症は、腰椎後方にある椎弓の一部に生じる骨ストレス障害です。
特に腰を反る・ひねる動作が繰り返されるスポーツでは注意が必要です。
典型的には、
・スポーツをすると腰が痛む
・腰を反らすと痛む
・腰をひねると痛む
・片側に痛みを感じる
・休むと楽だが練習すると再び痛む
などの訴えがあります。
ただし、症状や徒手検査だけで腰椎分離症を確実に判断することはできません。必要に応じて医療機関で画像検査を受けることが重要です。
■小竹整骨院で大切にしていること
当院では、スポーツによる腰痛について、
「腰が痛いから腰だけを見る」
という考え方ではなく、
・どのショットで痛むのか
・打つ前か、打った後か
・ジャンプ時か着地時か
・腰を反った時に痛いか
・ひねった時に痛いか
・股関節は動いているか
・骨盤は動いているか
・胸郭は回っているか
・左右差はあるか
などを確認します。
その上で、整骨院で対応できる状態なのか、医療機関での診察・画像検査を優先すべきなのかを考えることが重要です。
■「打ち終わりの腰痛」は身体からのサインかもしれません
バドミントンでは腰をまったく使わずにプレーすることはできません。
だからといって、痛みを我慢しながら続けてよいわけでもありません。
特に高校生は、
大会が近い
レギュラー争いがある
練習を休みたくない
という気持ちから、痛みを隠して競技を続けてしまうことがあります。
しかし大切なのは、ただ痛みを抑えて練習へ戻ることではなく、
「なぜそのショットで腰へ負担が集中したのか」
を確認することです。
ショットの打ち終わりに腰が痛い。
スマッシュを繰り返すと痛くなる。
腰を反ると痛い。
このような症状が続いている高校生のバドミントン選手は、早めに身体の状態を確認してみてください。
松戸市でバドミントンをはじめ、部活動やスポーツによる腰痛でお困りの方は、小竹整骨院までご相談ください。
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ママにも優しい整骨院
《小竹整骨院》
千葉県松戸市古ヶ崎88 水神ビル107
TEL047-718-5776
HP https://kotakeseikotsuin.net/
*毎週水曜日全日休院
*土日・祝日も休まず受け付けいたします!
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