お子様のその関節の痛み…成長痛?骨端症??
お子さん(特にスポーツをしている子)で踵や足の指、膝が痛いと言っていたり、
皆さん自信幼いころ足が痛かった記憶はありませんか?
使いすぎ(オーバーユース)によるものならまだ良いですが、骨(骨端)の怪我をしている
可能性があります。
*骨端とは文字の通り骨の端のことで、ここに骨を成長させる場所があります。
⇒その場所で炎症や血行不良により痛みが発生します。
今日は痛みが出る場所とポイントを書き出してみます。
当てはまったり不安がありましたらお気軽にご相談してください。
①オスグッド・シュラッター症
膝のお皿下にある場所の骨端症。
10歳前後の男児に多い。モモの筋肉の使いすぎで発生すると考えられています。
②セーバー病
踵(かかと)に起こる骨端症。
10歳前後の男児に多い。
アキレス腱の付着してくる踵に痛みを訴え、
サッカーや陸上、剣道や空手の選手の運動時の痛みがあり、押しての痛みも強くあります。
③ケーラー病(第一ケーラー)
足の甲に痛みを訴えます。
4~7歳の男児に多いです。
④フライバーグ病(第2ケーラー)
10代女性に多い。
足の指の人差し指、中指の付け根に痛みが出ます。
⑤シンディング・ラーセン・ヨハソン病
①の痛みの場所と近いですが、こちらは膝のお皿のすぐ下に痛みが出る骨端症になります。
10~13歳に好発。使いすぎ(オーバーユース)によるものです。
⑥ペルテス病
股関節に痛みを訴え6~7歳の男児に多く
原因が不明です。
⑦パンナー病
肘の痛み。
5~10歳に好発。
この七つが代表的な子供を骨端症になります。
次回から一つ一つ細かく書いていきたいと思います。
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